【Python第2回】変数と基本のデータ型を学ぶ
プログラムの中でデータを記憶しておく「箱」である変数(へんすう)の使い方をマスターします。あわせて、Pythonが扱うデータの種類「データ型」のルールを解説します。
1. 変数(Variable)の基本と代入の記述
プログラミングにおける**「変数」**とは、データに名前を付けてメモリ上に一時保管しておくための「名札付きの箱」のような存在です。
Pythonで変数を使う時は、変数名 = 値 と記述します。このイコール記号 `=` は「等しい」という意味ではなく、右側にある値を左側の変数に**「代入する(格納する)」**という意味になります。
C言語やJavaなど他の多くの言語とは異なり、Pythonでは変数を宣言する時に「これは整数用の変数」「これは文字用の変数」といった指定をする必要がありません。代入された値から自動的に判断されます。
2. 知っておくべき代表的な「データ型」
Pythonで頻繁に利用する最も基礎的なデータ型は以下の4つです。
- 整数型 (int): `10` や `-5` など、小数を含まない数値。
- 浮動小数点数型 (float): `3.14` や `0.5` など、小数を含む数値。
- 文字列型 (str): `”Python”` や `”こんにちは”` など、ダブルクォーテーションで囲んだテキスト。
- 真偽値型 (bool): `True`(真)または `False`(偽)の2つの状態だけを持つ型(※頭文字は大文字で書きます)。
3. 型を調べる type 関数と再代入
Pythonの変数は、中に入っている値によってデータ型が動的に変化します(動的型付け)。
現在、変数にどのようなデータ型が入っているかを調べたい時は、`type(変数名)` という命令を呼び出します。
4. 変数の代入とデータ型を確認するコード
以下のコードを記述すると、様々な型の変数を作成し、その中身と型情報を出力することができます。
# 1. 整数型の代入 age = 25 print(age) # 25 と表示される print(type(age)) # <class 'int'> と表示される # 2. 文字列型の代入 user_name = "山田たろう" print(user_name) print(type(user_name)) # <class 'str'> と表示される # 3. 値の再代入(上書き) score = 80 score = 95 # score の中身が 95 に上書きされる print(score) # 95 と表示される
⚠️ 変数名のルール(命名規則)
変数名には半角英数字とアンダースコア `_` が使用できますが、**「数字から始めることはできない」**という決まりがあります(例: `1score` はエラーになり、`score1` はOK)。また、Pythonにあらかじめ組み込まれている命令文(例: `print` や `if` など)を変数名に使うと、本来の命令が動かなくなってしまうため避けてください。
Pythonで変数 `is_active = True` のデータ型を `type()` 関数で出力した際、ターミナルに表示されるクラスの識別型名は何でしょうか?
※この問題の解答と解説は、ページ最下部(まとめの前)に掲載しています。
5. まとめと次回予告
第2回の講義はお疲れ様でした!今回の重要ポイントを振り返りましょう。
- 変数はデータに名前を付けて格納する箱。型宣言は不要。
- イコール記号 `=` は「右の値を左の変数へ代入する」という動作を表す。
- 代表的な型として、整数 (int)、浮動小数点数 (float)、文字列 (str)、真偽値 (bool) がある。
次回(第3回)は、プログラム上で計算を行ったりデータを比較したりする「演算子と複数のデータをまとめて管理するリスト・タプル」について学びます。お楽しみに!
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🔑 第2回 理解度チェックの解答と解説
【解説】
正解は **`bool`** (または `bool型`)です。
`type(is_active)` を実行すると `