借金

自己破産 vs 任意整理、結局どっちが良い?|あなたに最適な方法の選び方まとめ

若者
若者

借金120万って自己破産するほどじゃないよね?

でも毎月ギリギリで、貯金できない。

借金120万でも返せないなら、それはもう“立派な破綻”です。
我慢してるうちに首が回らなくなる人、山ほど見てきましたよ。

金本 悠樹
金本 悠樹
若者
若者

たしかに…。でも破産ってやっぱ抵抗あるっすよ。
せめて任意整理でどうにかならないかなって思っちゃいます。

借金をゼロにできるのは、自己破産だけです。

任意整理は、利息のカットや分割交渉によって返済の負担を軽くする手続き。
つまり「返済が続けられる人向け」の制度です。

一方で、借金そのものを“帳消し”にする手続きは自己破産しかありません。

✔ 借金をゼロにしたいなら、自己破産を選ぶしかないのです。
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この記事の監修者
金本 悠樹(かねもと ゆうき)

本記事は、借金問題に悩む方が「自己破産」と「任意整理」の違いを正しく理解し、自分にとって後悔のない選択ができるよう意識して構成しました。
状況によってベストな選択肢は変わりますが、「迷ったらまず整理する」ことが大切です。


この記事で分かる5つの事

自己破産と任意整理の違いにモヤモヤしている方へ。
「自分にはどっちが合ってるのか?」をはっきりさせるために、重要な5つのポイントを丁寧に解説しています。

  • 自己破産・任意整理の特徴や違い
  • 状況別に向いている手続きの選び方
  • 両者のメリット・デメリット比較表
  • 迷った時の選び方の判断基準
  • 専門家への相談タイミングやコツ

自己破産と任意整理の特徴を整理

まずはそれぞれの手続きの特徴をシンプルに整理しましょう。

項目自己破産任意整理
手続きの概要借金をゼロにする手続き利息カット&分割払いで返済
裁判所使う使わない
借金減額効果元本も含め全額免除元本は減らないが利息が免除
財産の処分一定の財産を処分処分不要(財産を維持可能)
期間6か月~1年3~5年で返済
信用情報への影響約5~10年ブラック登録約5年ブラック登録

状況別|あなたは自己破産・任意整理どっち向き?

以下のシチュエーションごとに、あなたがどちらの手続きに向いているかを確認しましょう。

🔹自己破産向きなケース

  • 収入が不安定・収入がない(返済能力が乏しい)
  • 借金が高額すぎて返済の見込みがない
  • 財産やマイホームがない(または少ない)
  • 人生をゼロから完全に再スタートさせたい

🔹任意整理向きなケース

  • 安定した収入があり、少しずつ返済が可能
  • 元本だけなら払えそうだが利息が重く返済できない
  • 財産(家・車)を手放したくない
  • 周囲に知られたくない・手続きの影響を最小限にしたい

メリット・デメリット比較表

具体的なメリットとデメリットをわかりやすくまとめました。

項目自己破産のメリット自己破産のデメリット
金銭面借金がゼロになる高価な財産を処分する必要がある
手続き面手続きが終われば再スタートできる裁判所での手続きが必須(やや手間)
生活面給料差押えなどがストップする一定期間、特定職業が制限される(士業・警備員など)
周囲バレリスク官報掲載はあるが、一般的には知られにくい一部で官報からバレる可能性あり
項目任意整理のメリット任意整理のデメリット
金銭面利息カットで負担減・元本のみ返済元本は基本的に減額なし
手続き面裁判所を使わず手続きが簡単和解が成立しない場合が稀にある
生活面財産(家・車など)を手放さずに済む和解後は毎月返済が必須
周囲バレリスク裁判所を使わないためバレるリスク低いブラック情報登録で5年ほど信用制限

迷った時に考えるべき3つのポイント

迷った場合、以下の3点をチェックしてください。

✔️①「返済能力」を確認する

  • 全く返済できないなら自己破産が適切。
  • 収入があり月数万円返済可能なら任意整理。

✔️②「残したい財産」の有無を確認する

  • 財産がほとんど無いor手放しても構わない場合、自己破産で借金ゼロがスムーズ。
  • 車や家を維持したい場合は任意整理が有利。

✔️③「将来への影響」を考える

  • 一部の職業(士業や警備員等)への制限を避けたい人は任意整理。
  • 職業制限が問題にならない・完全リセットしたい人は自己破産が適切。

専門家への相談タイミングとコツ

  • 借金が返せなくなりそうな段階で早めに相談
    →早期相談で選択肢が広がります。
  • 複数の弁護士に無料相談して相性や提案を比較
    →無料相談は法テラスや弁護士事務所で受けられます。
  • 正確な情報を伝える(借入先・額・収入状況など)
    →より適切なアドバイスが得られます。

よくある質問Q&A

Q. 家族や職場にバレるのはどっち?

  • 任意整理の方がバレにくいです。
  • 自己破産は裁判所手続きや官報掲載があるため、一部リスクがあります(ただし実際にはバレることは稀)。

Q. ブラック期間はどちらが短い?

  • どちらも信用情報に約5年残ります。
  • 自己破産は官報にも10年掲載されますが、一般人にはほとんど影響ありません。

Q. 費用が安いのはどっち?

  • 一般的に任意整理の方が安い(1社あたり約2~5万円程度)。
  • 自己破産は裁判所費用も含めると約30~50万円程度。

まとめ:結局どっちがいいの?

あなたに向いている手続きを改めて整理すると…

  • 【自己破産向き】
    • 収入や資産が少なく、返済の見込みがない人
    • 借金をゼロにして完全リセットしたい人
  • 【任意整理向き】
    • 安定収入があり、元本返済なら可能な人
    • 家や車などを守りたい・周囲に知られず進めたい人

迷ったらまずは弁護士・司法書士の無料相談を利用しましょう。プロのアドバイスで、自分の状況にピッタリの方法がきっと見つかりますよ。

もう一人で悩まなくて大丈夫。安心して、新しい人生の再スタートを切りましょう!

  • この記事を書いた人

カズマ

普通の会社員です。労働所得に加えてフリマサイトの物販収入、広告収入の3つの収入源を十分に確保して生活を安定させるのが目標です。 ネットで稼ぐ定番の方法やAI×マネタイズなどを中心にコンテンツを投稿します。 当然ながら、普通の会社員&子育て中なので作業時間も限られるので効率良く時間を使う為のライフハック等も紹介してます。