導入文
「任意整理って実際どうやって進めるの?」
「どこに相談すればいいの?何を準備すればいいの?」
そんな不安を抱えるあなたのために、この記事では任意整理のやり方と流れを図解付きでわかりやすく解説します。
難しそうに見えるかもしれませんが、実は専門家に依頼すれば、やるべきことはそこまで多くありません。ポイントは“相談するタイミング”と“正しい情報を整理しておくこと”です。
この記事でわかること
- 任意整理の基本的な流れが図で理解できる
- 手続きに必要な準備・書類
- 依頼先は弁護士か司法書士、どちらがいいか?
- 任意整理中の注意点
- 完了までにかかる期間とその後の生活
✅ 任意整理の全体フローを図解で確認
まずは、任意整理の全体像を【図解】でチェックしましょう。
【任意整理の流れ:図解イメージ】
① 相談・依頼(弁護士・司法書士)
↓
② 受任通知の送付(督促ストップ)
↓
③ 取引履歴の取り寄せ・利息引き直し計算
↓
④ 債権者と和解交渉(利息カット・分割交渉)
↓
⑤ 和解成立 → 毎月返済スタート(3〜5年)
↓
⑥ 完済 → 信用情報回復へ
ステップ①|弁護士・司法書士に相談する
▶︎やること
- 無料相談を利用して、借金の総額・件数・状況を伝える
- 自分の収入・生活状況に合った返済プランをシミュレーションしてもらう
▶︎準備しておくとスムーズなもの
- 借入先一覧(カード会社、消費者金融など)
- 借入金額と月の返済額
- 直近の収入・支出メモ(家計簿があれば理想)
✅ 司法書士は1社140万円以下のみ対応可能なので、多額の借入がある場合は弁護士がおすすめ。
ステップ②|受任通知で督促がピタッと止まる
- 弁護士・司法書士が正式に受任すると、すぐに各債権者に「受任通知」を送付
- これにより、取り立てや督促の電話・郵便がすべてストップします
💡【ポイント】
受任通知が届いた日から、債権者は本人に直接連絡できなくなります。これだけでも精神的にラクになったと感じる人が多数!
ステップ③|取引履歴の開示と利息引き直し計算
- 債権者がこれまでの取引履歴(貸付・返済の履歴)を開示
- 弁護士が利息制限法に基づいて再計算(過払いチェック)
- 結果、元本の減額や過払い金の発生があれば調整される
✅ この段階で「意外と借金が減っていた」「返しすぎていた」という人も。
ステップ④|和解交渉(利息カット+分割)
- 再計算された残高をもとに、将来利息をカットし、元本だけを分割で返済する条件を交渉
- 一般的には**3〜5年(36〜60回払い)**での分割が多い
| 例:残債150万円 → 利息ゼロ+3年返済 → 月々41,600円程度 |
- 各社ごとに条件が違うため、債権者との合意(=和解)が成立したものから順次返済開始
ステップ⑤|返済スタート(3〜5年)
- 和解成立後、指定口座に毎月一定額を返済(口座振替 or 銀行振込)
- 滞納すると和解が解除されるリスクがあるため、返済専用口座を作って管理するのがおすすめ
▶︎返済中の注意点
- 支払日を忘れない(アラーム設定や手帳活用)
- 一時的に支払いが厳しい場合は、早めに事務所へ相談すれば再交渉できるケースも
ステップ⑥|完済 → 信用情報の回復
- 最終返済から約5年後、信用情報(CIC・JICC)から「異動情報(ブラック情報)」が削除されます
- その後は、再びクレジットカードやローンの申込も可能に
✅「返済中」ではなく「完済してから5年」がカウント開始なので要注意!
任意整理の全体期間と費用目安
内容 | 目安 |
---|---|
手続き開始~返済スタートまで | 約2〜3か月 |
返済期間 | 3〜5年(36〜60回) |
費用相場 | 1社あたり 2〜5万円+減額報酬(10%前後) |
費用の支払い方法 | 多くの事務所が分割払い・後払いOK(例:月5,000〜1万円) |
まとめ|任意整理のやり方は「図解で流れを知って」「早めの相談」がカギ
任意整理は以下のステップで進みます:
1. 弁護士・司法書士へ相談
2. 受任通知で督促ストップ
3. 取引履歴の再計算
4. 和解交渉(利息カット+分割)
5. 返済スタート(3〜5年)
6. 完済→信用情報の回復
✅ 弁護士費用も分割OK!
✅ 収入に合わせた返済計画を組める!
✅ 督促が止まり、生活のストレスが激減!
借金問題は「放置が一番危険」です。この記事で全体の流れがつかめたら、次は無料相談を活用して、プロにあなたの状況を整理してもらいましょう。
一歩踏み出せば、未来はきっと変えられます。